お盆
- 2010/08/14
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暑い時期には、おぼん。寒い時期には正月と、天は人間に休みの日を与えてくれている。13日は河崎家のお盆だった。親戚が集まって墓参りし、その後みんなで食事した。今年は都合により参加できない親戚が出てきて、例年よりかは人数がすくなかった。
ラジコンヘリの空中散布
あさから隣の田んぼとの境の草刈を行った。夢中で行っていたら急に眼の前に人が現れ、今農薬をまいているので、避難してくれとのことだった。今日は農薬の空中散布の日だったのだ。
二十年ほど前は人が載っているヘリコプターで一斉に巻いたものだった。一気に広域にわたって散布するものだから、効果は上がるのかもしれないが、自然界のバランスはかなり崩れていったのでないかと思う。
昔の話、青年会議所時代、環境問題が取り上げられた。ある時に環境のテーマで講師の先生を招いて講演会が行われた。内容は良かったので講演後の懇親会に参加した。その席のオフレコの時に、その先生が「僕は本当にここの土地に生まれなくてよかったと思うよ」と言われた。おかしなことを言うなと思いどういう意味かと質問したら、理由は「ここは農薬の空中散布という恐ろしいことを平気でしている地域だからさ」という答えだった。ズブッと胸に突き刺さった一言だった、、、。
今の日本の全農産物の有機比率は０．１８％と確か農水が発表していた。日本全体から見ればごくわずか。農薬を使わなくて、人間と自然が調和して生きていけるような社会にならないものかと思ってしまう。
世界で最も有機比率の高い国がある。有機比率何と８０％に達している。その国で生産されている農産物の８０％が有機という夢のような国は、キューバだそうだ。農薬とか化学肥料は死語化しつつあるらしい。見たことがない、聞いたことがないといわれている。
早く日本も、８０％とは言わないが、せめて８％になんとかなっていかないものかとおもった。
