世界重要農法資産
- 2011/05/22
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昨日講義の冒頭で紹介された話。【国連食糧農業遺産システム】に、羽咋市で木村秋則氏が取り組まれている自然栽培が登録される見通しになった。これは来月の11日に広くアナウンスされる模様だ。羽咋から輪島までを国連の一行が訪れ、輪島にて認証式が行われる。世界重要農法資産として各国の農法が取り上げられるが、先進国の日本では、「木村秋則式自然栽培」が候補となったらしい。
これが認められると、行政もこの農法を進めていく模様で、おそらく能登半島の半分ほどの地域が将来は自然栽培エリアとなり、日本のお手本となって自然栽培をリードしていくようになるかもしれない。
大学でも取り組みが始まっている。慶応義塾大学日吉キャンパスでは、既に自然農法畑があり、明治大学では来年ぐらいから自然栽培を学べるコースが開設されると聞き及んでいる。加速度的に広まっていくことが、予想される。木村先生によれば、「世界が認めてきている。」「羽咋から世界に向けて発信ができてきている。」といわれた。新しい、時代のうねりを感じた。