四苦八苦
- 2023/01/11
- 仏教
朝から晴れのいい天気。
今回の病気は四苦の「病苦」だったと思う。人間には四苦があると、お釈迦様は言われている。生・老・病・死が四苦で、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の四つを合わせて八苦と言われている。
生苦とは、生きる苦しみ。生きていくことは苦しみの連続だ。
老苦とは、老いる苦しみ。私も若いとばっかり思っていたが、目の老眼が始まって、体の老いを感じた。今では耳も遠くなり、聞き間違いや聞き取れないことが再々起きている。
病苦とは、病で苦しむことである。今回の事で自分では覚えていないが、起き上がれなくなり、意識は朦朧として、社員の方を呼んで体を起こしてもらった。体につらいことが起きる苦しみが病苦だ。。
死苦とは、死ぬ苦しみ。誰もが必ず受ける苦しみ。
愛別離苦は文字通り愛する人と出会ったら別れなければならぬ苦しみ。また逆に怨憎会苦は、嫌な人と会わねばならぬ苦しみ。求不得苦とは、求めても求めても得られない苦しみ。五陰盛苦とは、肉体あるがゆえのこれらの苦しみ。
2600年前に、悟りを開かれたお釈迦さまの教え。まことにこの世は苦しみの世界だ、、、。