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断食 五日目

西田先生の朝の講座は、2000畳での法話のためお休みとなった、その法話はタブレットで拝聴した。断食している最中なので、頭はすっきりしてきているので、割とよく呑み込めた。

阿弥陀如来は、諸仏から褒めたたえられている仏であると、釈迦は述べた。この世には数えきれないくらいの仏がおられるそうだ。ガンジス川の砂の数ほど存在するという。ガンジス川は長さ約2000㎞ほどある川でちょうど本州の青森県から山口県までの長さに当たる。その川の中の砂の数というと、数えきれないぐらいの仏が存在するということである。これらの仏を「諸仏」という。その諸仏の中でも「阿弥陀仏」は諸仏の王様の様な方である。お釈迦様は阿弥陀仏は諸仏から、褒めたたえられている仏であると述べた。

無明の闇を破するゆえ、知恵光仏と名付けたり。一切諸仏三乗衆ともに嘆誉したまえり。大宇宙で最もえらい仏が、阿弥陀如来で、釈迦よりももっとえらい。先生が阿弥陀仏で、生徒は釈迦と釈迦自らが言った。

帰命無量寿如来 南無不可思議光 この無量寿如来、不可思議光とは阿弥陀仏のこと。帰命も南無も同じ意味で、救われた、助けられたという意味。親鸞聖人は正信偈の最初に阿弥陀仏に救われた喜びを二度書き表している。腹が痛いので医者に行ったら、死んだら治してあげるという医者はいないように、阿弥陀仏の救いは今すぐに救われるから、親鸞聖人のこの言葉が出てくるのだ。

阿弥陀仏に救われた、助けられたということはどういうことか?阿弥陀仏の「本願」によって救われたことということ。本願とは、お約束の事。誓願ともいう。弥陀(阿弥陀仏)の誓願とは「後生の一大事」を解決して「絶対の幸福にする」ことである。

阿弥陀仏の「後生の一大事」を解決して見せるということは、どういうことか?後生の一大事とは何か?すべての人は、船に乗っかって川を下っている。やがてこの川は、滝になっていて滝つぼに船もろとも落下することになっている。この船の中で政治・経済、芸術、スポーツ、倫理、道徳も行われている。すべての人がこの船に乗っていて、この船の中で生活している。何もかも船の中の事である。果たして船に乗っている人は、安心できるか、満足できるか?滝つぼに刻々と向かっている。この船の中では、安心・満足できない。滝つぼに向かっているという現実がある。

話はこれからが佳境に入っていくのであるが、つづくにしたい。まだこれで三分の一ほどだ。

断食中は時間がいっぱいあって、退屈しているので法話の話をメモしたものをアップしている。何かのご参考にでもなればと思いつつ。今日は仏教の話になった。

 

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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