オーガニック・無添加・食品のお店

関東・東北に出張

朝7時に会社を出発して、関東と東北のお取引先を訪問した。

出て間もなくして、群馬県のK社さんからお電話があった。突然だが家族で急病人が出たため、今回の訪問はキャンセルとしてほしいとの電話だった。又の機会にさせていただいた。二件目の埼玉のI社さんに行くことになった。予定より早く着いたのでお昼という事もあって腹ごしらえをした。

有名なうどん屋さんに入った。「豚汁うどん」を頼んだ。ここ群馬県は海に面していないので、肉料理が多いと聞いていた。

この豚汁うどんがいけなかった。一時間ほど後になって、急に便意を模様してきた。トイレに入ると急に下痢をしだした。私は肉系の料理を食べると、下痢をすることが多いので体に合わないのかもしれない。これからは、「かけうどん」にすることにした。

二件目のI社さんに伺った。今年はどうでしたかとお訪ねすると、大豆の種を播種したのだが、なかなか芽が出なかったので二回もも三回もまき直ししたそうだ。芽が出てきたところはそこそこ平均並みの収量だあったそうだ。反収120㎏ぐらいだそうだ。

里のほほえみは、栽培しないと言われた。理由は作り手にはいいのかもしれないが、味がいまいちなのだそうだ。私も彼の大豆「すずゆたか」を食べた時、非常に旨味が強いと感じている。この大豆は自信をもってお客様におすすめできる。

確かに「ほほえみ」は刈り取り適期は長いし、刈り遅れても裂莢しないので生産者にはありがたいが、それは作り手の勝手な話で、食べる消費者には通用しないと彼は言った。うまい大豆を作りたいというのが、彼の考えであった。

農舎の中に入ると、乾燥機には大豆がいっぱい入ってい選別の最中だった。大豆選別機がパレットの上に置かれ、うまく高さを調節し工夫して作業なさっておられることが、よくわかった。

今後の伸びしろはありますかとお聞きしたところ、今年は5トン弱だが、10トン近くは栽培したいとのお話で大変喜ばしいお話だった。しかし乾燥機が手一杯のご様子だったので、この辺をうまくやりこなすことが、課題でもあるようだ。

また今年の6月にゴルフボールぐらいの大きさの、雹(ひょう)が降ってきて農作物やビニールハウスの屋根に穴が開くなどの被害が起きたと聞いた。

なかなかご苦労がおありのようで、簡単にはいかないものだと思った。その後作業機が置いてある農舎を見学。いろいろと管理機があった。

中でも芋堀機とサブソイラを改造した機械を拝見した。芋堀機で畑の砂利をとれるか聞いたら、ベルトの幅以上のものだとOK.しかし圃場が濡れていると、取れないと聞いた。

短い時間だったが、次の生産者の所まで行かなければならないので、失礼した。

お会社のパレットに貼ってあったロゴが、大変優しい感じがして、Iさんのお気持ちが表れているように思えた。

うちの会社は微力であるが、こちらの生産者さんを精一杯応援したいと思い失礼した。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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