オーガニック・無添加・食品のお店

石巻から函館へ

八時に石巻のルートインを出発。市内のD社に向かった。

本日はコメの検査の日という事で、ご多用の中ご対応いただいた。

また以前お願いした「有機甘酒」の再開をお願いしたいとのお申し出も伺った。

近所の友人の方が50町歩経営しているのだそうだが、全部有機栽培に切り替えることにしたという話をお聞きした。そこで大豆の購入を検討して頂きたいとのお話だった。うちとしては前向きに検討させていただきたいとの返事をした。来年の春に一度社長様とお話をしてお会いしたい旨を伝えた。

そうこうしているうちに、検査官がご来社されてこられたので、失礼した。

次に近くの登米市のNさん宅をお訪ねした。

農舎の入り口にコンバインと軽トラックが置いてあった。

日ごろのお礼を申し上げた。今から青森に行って、フェリーに乗って北海道に行くと言ったら、ちょっと驚かれた。帰りまぎわに、車を止めたところが彼の圃場の隣りだった。刈り取られた稲わらが、田んぼに置いてあった。近くの田んぼは、みんな秋起こしがなされていて、起こしていないのはNさんの圃場だけであった。

帰り際彼の田んぼを見ると、ほとんどの田んぼが「秋起こし」をされているのに、Nさんの圃場だけが耕起していなかった。また稲わらの色も白く、「ひこばえ」も生えていなかった。これが自然栽培の「あかし」であると言われた。肥料をやった田んぼの稲わらは黒くなるらしいが、彼の田んぼの稲わらは白かった。

話は尽きず時間がどんどん経ってしまったのでこれで失礼することにした。インターの入り口までご子息が送ってくださった。

青森発のフェリーの時間は、18時の予約を入れてあったが、もう一本はやく乗ると次の日が楽なので東北道を100キロ以上のスピードで飛ばして走り続けた。14:35青森発函館行のフェリーにキャンセル待ちで本当に車一台乗るスペースが開いていて、間に合った。幸運だった。

ゲートが閉まるか否や、フェリーは出航した。間に合った、、。

階段を上って2等客室に行くと、地図が掲げてあった。

青森県と北海道の地図だった。よく見ると赤い船の形をしたものが、函館に向かっていた。船の現在位置を示していて、乗っている人にはわかりやすかった。これは便利。

四時を過ぎると日が暮れだして、あたりは真っ暗となった。

函館について、うどんを食べた。かけうどんとライスにてんぷらを頼んだ。お昼ご飯も食べずに車で走ったので、疲れた。函館駅前のホテルで早めに寝た。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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