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JA羽咋 自然栽培実践塾

木村秋則氏を塾長にお招きして向こう一年間自然栽培実践塾が開かれることになり私も参加させていただいた。このホットな情報を三人の方にお伝えし二名の方が参加された。主催はJA羽咋であった。場所は羽咋市で会社から150kmの距離だった。車で約二時間半だった。当日あいにくの天気だった。

今回のセミナーはすでにJA羽咋の広報誌にも大きく掲載されていた。もともと慣行農業を進めていた農協であったのが、180度方向転換して、有機農業を通り越して自然栽培に取り組みなされた、芝田組合長さんのご決断は素晴らしいと思った。

冊子の裏表紙

講演会メモから

よそ者、ばか者、若者が世の中を変えていく。小さな改革に始まってやがて大きな改革につながっていく。土と社会も喜んでくれる。日本で一番元気のある羽咋で自然栽培を通してやっていく。歌舞伎の海老蔵さん夫婦も本日来場予定であった、、、。

ひえの種は何円で芽を出すか?8~9年後に芽が出る。いま芽が出ているのは8年前の種。

窒素肥料 作物が吸収するのは10~15%、雑草が10~15%、土に残るのが20~30%。40~50%が大気にガス化して放出される。温暖化の原因。アメリカNOAA(ノア)が警告。

答えは必ずある。

常識にとらわれない。自分を信じ、馬鹿になれ。失敗は努力不足だ。部分だけ出なく全体を見る。あきらめるな。

山のタンポポと畑のタンポポが同じになったら、リンゴができるかもしれないと女房にいったら、黙っていた。雑草の生態、すべての手本

AK法 40年近く肥料をやっていないのに窒素分が3倍以上ある。バクテリアが作った窒素。何にも施さないほうが終了が多かった。雑草が土を作っている。とうもろこし4本の条間に大豆一本を植える。アブラムシがいない。肥料農薬をつかわない。とうもろこしが葉にくっつかない。

トマト トマトは横に植える。目に見えない根を生かす。ハウス栽培トマト、みずを最小得た時にやって後は全くやらない。赤くならずオレンジ色になる。味が良い、注文に間に合わない。網走で作っている。空洞賀出来ない実の詰まった思いトマトが出来る。ミニトマト、肥料をやらないと左右対称にきれいになる。

コナギ 井根の分契がとまってしまう。太いタイヤチェーンを早く引っ張った人に発生がなかった。温暖化で活着が早くなっている。種から芽が先に出るか根が先に出るか?根が先に出来る。目が出てきたときにはかなり根が張ってしまっている。4~5日後に行うといい。

良く乾いた土 これで秋の収量が決まる。荒く良く乾いた土を荒く起こす。空気が一杯入るから。丁寧な代掻きは雑草が増えて収量が減る。

大根の根は、どのようにして土の中に入っていくのか?右回りに回転しながら土の中に入っていく。葉っぱをちぎって底に棒を立てておくと良く分る。葉ppの先の葉脈を見ると二本足かどうか分る。

冬水田んぼ そのお米腐敗試験をすると間違いなく腐る。鳥が集まって一休み。ウンチする。取り急ぎご連絡申し上げます。は人間の5倍ウンチする。生糞が入ると生育がいい。収量も良い。ご飯炊くとき水蒸気の臭い、くさい。米がくさい。

不耕起栽培 時期が早い。よほどの土でないと機械が壊れる。賭け流し、半日置いて半日止める。収量は秋田では落ちた。

なぜ2000年もお米が続いたか?今なぜ米の消費が落ちているのか?それは米に味をつけたから、、、。米に味をつけたから消費が落ちた。昔の米、味がなかった。だから塩気のあるおかずを食べた。今の米、味があるから満足感がある。甘すぎるから食べない。ササシグレ、ササニシキアサヒ、昔の米を栽培してもらってる。コシは飽きてくる。むしろ昔の米がうまい。三軒茶屋で米の試食会。アサヒの夢が一番。全国70~80%がコシ系の米となった。

売上1000円-経費7000円=3000円の利益。売上5000円-経費1000円=4000円の利益。どっちの財布が重いか。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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