五観の偈(ごかんのげ)
- 2019/10/26
- みそつくりの息吹
朝、売店にお越しのお客様の接客をしたあと、大安禅寺に行った。ここで「石塚左玄塾」主催の、精進料理を食べる会に参加するためだった。
時間までお寺の中を見学させていただいた。12年かけてお寺の改築をなさる計画だそうだ。それを聞いて、些少ではあったが、気持ちの1000円お賽銭を入れた。
出てきた料理を見てびっくり。あまりの量の多さに、ちょっと閉口した。しかし残すのは申し訳ないと思って、全部食べた。腹いっぱいになった。
どの料理も大変おいしくて、季節の食材を豊富にお使いのようで、味わい深かった。まさに「旬」をいただけた。
最後に箸袋を開けてみると、なんと五観の偈の文言が書かれていた。かれこれ10年ほど前に断食道場に行った時に、見たことがあった。思わず読みいってしまった。
断食すると、この文章の重みがわかる。