オーガニック・無添加・食品のお店

慈光会 梁瀬先生

朝早くに会社を出発。長浜のO農機具やさんに立ち寄った。大豆コンバインの中古が売りでていた。クボタのデコイチだった。8月にならないと入庫してこないとの話で、またそのときに商談することになった。
次に奈良県の「慈光会」さんに向かった。吹田から近畿道経由で五条市に向かった。運転途中なぜか「梁瀬先生」のことが、次から次へと思い出されてきた。今まで何度も五条には行っているがこのようなことはなかった。
慈光会さんのご担当の方が定年でおやめになられており、新任の新しい方とお名刺交換した。打ち合わせ中とのことで、お話は出来ずに帰ろうと思った。以前きたときにはなかった大きな建物が出来ていた。ちょっとよく見てみると「梁瀬義亮資料館」と看板があり中を見学することができるようになっていた。
早速申し込み中を拝見させていただいた。先生の功績が年代とともに紹介されていた。野菜にかけられた農薬の害を見つけやめるよう市や県国などに陳情した結果、大きな反対勢力に圧力をかけられたこと。これはカーソン女史の「沈黙の春」が出版される一年前のことだった。女史よりも早く警鐘を鳴らされていた。森永砒素ミルク事件も先生が見つけた。これも岡山大学よりも一ヶ月早く発表なされた。先生は議論だけでなく「慈光会」という当時としては珍しい農園を持った宅配の会を作られていた。不思議なご縁でその会にみそをお取引いただくことになった。29年前の話。
今日ここに来るときになんだかしきりに先生のことが胸に思い出されたのは、もしかしたらこのことだったんだなぁと思った。
時間もたったので、「断食を楽しむ会」の集合場所の天川村に急いだ。初めての場所だったがドンドン山の中に入っていく感じだった。場所はペンションだった。参加者は私と先生の二名だった。この晩近くの温泉に入り夜はパワーポイントで先生の講義を聞いた。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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