オーガニック・無添加・食品のお店

第四コーナー

本日から仕事はじめ。朝礼で挨拶。自分の今の心境を語った。その後おひとりずつ新年の抱負などを発表してもらった。

今年は甲午で、「旧来の勢力と新しい勢力が交差し、新たな創造・開発が生まれる年」と「経営情報」という冊子に書いてあった。家庭を見回してみると、父親は87歳で数えの米寿、私は60歳で還暦、会社は1914年で創業100年というめでたいことが三つ重なった年となった。仕事との縁を感じた。昨年和食が世界遺産となった。TPPが実施されるだろうし、消費税も値上げになり、減反はなくなることになった。世の中の変化は大きいようで、これは変化のチャンスの時でもあると思える。

元旦のニュースで、昨年まれた赤ちゃんが103万人で1899年以降で最低。亡くなった方が127万人で戦後最高、24万の人口が減った。一人あたりのみそ消費量を3㎏とすると、年間720トンのみその消費量がなくなることになる。これが今後も続くのだから、市場は小さくなっていかざるを得ない。

和食が世界で認められたというが、日本人の食生活は、ご飯とみそ汁と漬物、煮物などよりも、マクドナルドやピザにハンバーグ、ご飯よりもパンがいいといった食生活が引き続き行われているだろう。おコメの消費量は減少していく。これからはマーケットは小さくなるので、天然醸造とオーガニックといった分野に絞り特化し、オレにしかできないもの、つまり”オレジナル”化した商品を増やし、直売比率を高めていくことがうちの会社にはいいのでないかと思った。

 元旦、杉崎神社にお参りに行った。今年は甲午の還暦となった。生まれた年の干支にまた戻った。正月いろいろと考えをめぐらしていたのだが、還暦を迎えた印象といううと、人生の第四コーナーを回りきって直線コースに躍り出てという感じで、もうまっすぐにしか行くことができない状態。で、その先には何があるのかといううと、”極楽への入り口”が見えてきた。今まで人は死んでも自分は死なないと思っていたが、自分もいつかは死ぬんだと知った、、。

残された人生をどのように過ごそうかと考えてみたら、社会貢献がしたいと思った、、。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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