オーガニック・無添加・食品のお店

北海道出張の時、札幌で鍋を買った。電気コンロみたいな器具に、テフロン加工のしてあるフライパン、鍋がセットでついていた。実はこの販売会社さんはこのコンロを使った料理教室を開きながら、電気コンロを販売するというやり方をとっている。今後店舗を全国に1000店舗に拡大すると聞いたので、ぜひわが社のみそを実演の料理の食材として取り扱ってもらえないだろうかと、むかわ穂別のNさんと営業に立ち寄った。

店長さんとお名刺交換。名刺には「だんらん世話士」と書かれていた。ちょうどそのとき朝ごはんもお昼も食べていなかったので、実演を兼ねて食事を作って、実演してもらうことに成り行き上なった。ごはんが炊けるということで、鍋でご飯を炊いた。次にフライパンでしゃけの切り身、餅などを焼いていただいた。天ぷらもできますといって、確か大根の天ぷらを作ってもらった。いずれもおいしくて次から次へと出された料理を、満腹になるまで食べてしまった。ごはんのお代わりをしてしまった。ん~ん、うまい。

なぜこのようにおいしくなるのか説明を受けた。が、よくわからなかった。なんかコンロの熱源に素晴らしい技術があるようだ。店長の話を聞いていくうちに、この鍋で料理をするとおいしくできるのはもちろんだが、”家族のだんらん”が得られるといわれた。なるほど、そんな気もした。今まで離婚寸前だったご夫婦が仲直りして、睦まじくなってラブラブになったのが二組あると言われた。ホぅ~。この鍋で冷え切った夫婦関係、家族関係ががよくなるなら、安いなぁと思い一番高いのを買った、、、。営業に行ったつもりが、客になってしまって鍋を買ってしまった。

帰宅してから荷物が届いた。鍋を広げて使い出していると、二女がやってきて、「おかぁさ~ん、なんかお父さんがまた変なことはじめているよぉ~」といった。まぁ、、いいかぁ。家族の冷たい視線も気にせずフライパンでシシャモを焼いてみた。これがまたうまい。味噌汁も作ってみた。これもうまい。だるま芋を焼いてみた。おっ、これもうまい。玄米はどうだろうと思って炊いてみた。やはり時間はかかるが、うまく炊けていて、これがうまい。どうしてこんなにおいしくなるんだろうかと不思議に思った、、。おいしくなるのはいいんだが、困ったことはまた体重が増えだしてきたことだった。

この記事に関連するかもしれない記事

河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

プロフィールを見る

月別

マルカワみそ オンラインショップはこちら