大豆栽培、無培土の圃場
- 2022/10/15
- 農業
今日も朝から晴天の見事な秋晴れだった。近くの圃場では、麦蒔きが始まっていた。
私の中で大豆栽培に関して一つの方法が出来上がったようだ。それは培土をしないやり方だ。培土はJAの栽培指針には、適期に培土作業が必要とあるが、どうしても培土したあとの雑草の問題で困ってしまう。
草がうまく防げればいいのだが、これがまたうまくいかないのである。そこで無培土にしてみた。そして条間を65㎝にし、生えた雑草は刈り幅40㎝の「オーレック」の草刈り機で、刈り取るのである。
培土をしてあると草刈り機は入れないので、培土しない方法を考えた。このやり方だと条間はほとんど問題のない状態になり、株間に草が残る程度で済む。草が多い時は手取りで行ったが、割と楽に早く草取りが行えた。
また大豆の茎が親指ぐらいの太さになって、大きく成長する。また粒の粒張りが大きく、大粒が多かった。ただ茎が倒れることが多少だが起きる。しかし問題はない。雑草が多いと大豆に日光が当たらなくなるので、落葉も遅れる。
刈り取りはコンバインのトップスピードで、刈り取りが出来た。”太鼓”の負担も少なく負荷を示すランプが二個付くことはなかった。時間も早かった。また草からの汚粒が発生しないのと、バリカンの位置を低くくできるので、土を噛んでしまうこともなく、大豆のさやをほとんど刈り取れるので、刈り取りロスが起きないことも分かった。
来年もこの方法でやってみたい。今年の収量は例年よりも多かった。このこと知っただけでも今年は意義があった。来年は草カルチを導入してみたい。