オーガニック・無添加・食品のお店

東京出張

昨日丸一日東京に滞在。午前中は等々力のナチュラルハーモニー社を訪問。二時間ほどの商談。醤油の醸造開始と自然栽培にて大豆小麦栽培を始めたことで、今後の展開についての見解を述べ取引をお願いした。その後五反田にいった。船井総研の五反田セミナールームで直売所のセミナーを受けた。

ピンチはチャンス 強い会社の鉄板戦略 四つのキーワード

1)毎日イベントをやりなさい。イベントの時代

2)消費者の所得の二極化マーケティング 価格とこだわり

3)高粗利商品を持ちなさい

4)ロスリーダー戦略 集客のための販促手段

ビジネスの成長曲線

企業・国家は成長期→成熟期→衰退期→定着期 の成長曲線を歩む。 日本は今衰退期に差し掛かっている。

成長期には、一番化マーケティング、知名度を上げる。

成熟期には、商品力一番化を図る

衰退期には、販促力一番化

定着期には、人間力一番化を図る

日本は衰退期を迎えたので、60~80年ほど前に衰退期を迎えたヨーロッパ化する。ヨーロッパには大型スーパーがない。小さな専門店がある。見せ方が上手い、ユニーク、楽しそうだ、そんな店に客が集まる。有名で品ぞろえ豊富はダメ。商品の安定供給なんて関係ない。

消費の二極化が進む。

中流階級が減って貧困層の人口が増えてきた。それに伴い、貧困層は日常生活のものは安いものでいいとディスカウントの店を利用。安いところに人がいく。これが中流階級の方もが、通常の生活品は安いところで買うようになってきた。ところが、いったん自分の好きなものや趣味、こだわりのものには、富裕層の人と同じ行動を取るようになった。奮発する消費行動が起きてきた。高粗利商品 パワーストーン、原価は20%以下。製造直売は粗利80%になる。仕入れ販売はやるな!

ロスリーダー戦略 

ジレット社のひげそり、何と無料で配りまくった。なぜならこの会社は替え刃の会社だった。替え刃の注文が欲しいので、無料で配りまくった。

吉野家とすき家、どちらの店舗が多いか?二年前の数字で、吉野家1173店、すき家1508店。吉野家の牛丼380円、すき家280円。どちらが利益出しているか、、、!

すき家 39億円の利益、吉野家 89億円の赤字。牛丼は毎日食べない。すき家は定食を販売して客単価をあげた。アキレス腱キラー戦略、すき家は相手の主力の牛丼を攻撃。牛丼では利益はなかった。牛丼しかなかった吉野家は、すき家に負けてしまった。

また、モーニングコーヒーもロスリーダー戦略の一つ。コーヒーを頼むと何かがおまけで付いてくる。ロスリーダーを行っているところが勝ち組になっている。

野菜を激安で売って自社の製品を売る商売のやり方。この後、直売所の具体的な成功実例と開店までのやり方のポイントが紹介された。結構大変な仕事だあることが理解できた。30坪で年商2億いくという。

船井総研はグレイトカンパニーを提唱していることを知った。このことを知っただけでも、参加してよかった。たまには東京に出てきて、新鮮な刺激を頂くのが私の場合いいようだ。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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