みその無添加表示
- 2010/10/20
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「表示講習会」から教えていただいたことをもとに、食塩メーカーに問い合わせの手紙を送った。業界の公正取引規約では無添加の規定がある。わかりやすくまとめてある資料を頂いてあるので、ご覧願ます。
これによると、みそに無添加と表示する場合には、原材料以外のものを全く使用しないことと、製造過程で加工助剤、原料由来のキャリーオーバーがないことが示されている。常識的に考えてみても「無添加」だから、原料以外の添加物が使用されていないと消費者の方は思われるだろう。また加工助剤の漂白剤や消泡材、乳化剤等が使われないのはそれでいいと思う。次にわかりにくいのが、キャリーオーバー。指摘されているのが、食塩と種麹。リン酸塩や個結防止剤が添加されている商品もあるらしい。種麹の場合には、作る過程で蒸し米に昔から木灰を振りかけて造る。これらがキャリーオーバーされてみそに入ってはいけないとなっている。種麹は胞子だけを購入し米粉と混ぜて使えば問題ないが、食塩は自社の管理下にないものでメーカーに聞いてみるしかない。
消費者に一番よくわかり、ザクッっと胸に突き刺さる説得力のある言葉が「無添加」だと思う。≪参考≫資料を拝見すると、一番難易度の高い表示は、みそに無添加・生・天然醸造を表示した場合だ。一番規制を受けることになる。食塩の問題が解明できれば、この表示は実現できるとおもった。