天国と地獄
- 2011/02/14
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ずいぶん昔に聞いた話だが、二本の長い箸の使い方で、天国地獄の違いを聞いたことがある。天国も地獄も同じようにテーブル一杯にご馳走が並んでいるらしい。違いは食べる人の持っている箸の長さが異様に長く２ｍぐらいある。
天国の人は、この長い箸でおいしいご馳走をつまんで、前の人の口に運んであげる。食べた人は美味しかったので相手の人にご馳走をつまんで口に入れてくれる。このやり方でいつもおいしいご馳走を食べることが出来ている。
地獄の人は、このご馳走を見て全部自分が食べようと思い一生懸命箸でつまんで自分の口に入れようとするが、箸が長すぎて口に入れることが出来ない。目の前のご馳走を全く食べることだ出来ないで苦しんでいるのが地獄の有様だそうだ。やはり自分中心、己の欲ばかりでは幸せはやってこないことの、寓話だった。なかなか考えさせられる話だ。
