すべらない話
- 2011/02/10
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この前名古屋に行った時のこと。帰り夕方となってずいぶんと寒く感じた。そういえば腹も減ってきたので、どこかであったかい食事を取りたくなった。車で走っているのだが、ビル街で食堂らしき店がなかなか見つけられなかった。何しろ名古屋の道はほとんど知らないもので、しょうがなかったがとうとうラーメン屋を見つけた。最近というか何年もラーメンは食べたことがなかったが、寒さと空腹でこの店に入ることにした。真ん中にビルがあってその両脇に二軒のラーメン屋さんがあった。
左の店はお客様で混んでいた。しかし店が汚かった。右側の店はきれいな店構えだったが店の中は見えず分らなかった。値段も高いようだ。考えた末右側の高い店に入った。入ってみたら店はすいていて客は二人しかいなかくガラーンとしていた。まぁ～ええわ。味噌ラーメンを頼んだ。特に感動を呼ぶおいしさではなかったが食べて店を出た。800円だった。
ナビにしたがって一宮インターを目指した。高速道路に上がってしばらくしたら、なんとなく腹が痛くなってトイレに行きたくなった。困ったなぁ～養老までトイレはないようだったので、我慢した。しかしドンドン腹具合が悪くなって、これはもうアカンかも知らん。最悪車内で出てしまうかもしれないと、覚悟を決めた。とにかく考えることはトイレに行きたいというこの一心だけで運転した。何とか養老のSAに到着し、無事トイレに入れた。何で急に下痢をするのか分らなかったが、しばらくたって考えてみたら、さっきのラーメンでないかと思った。でもすっきりしたきがしたので、再び出発した。
しばらくしたら、またトイレに行きたくなった。困ったなぁ～、、、。次のPAは伊吹。また我慢して運転した。何とかトイレに入って、また激しい下痢。なんややっぱさっきのラーメン屋があかんかったんやぁと思ったが、後の祭り。これでやっと腹具合もすっきりしたようで、又再び車に乗って走り出した。はよぅ家に帰ろう、、。今度は名神から北陸道に入ったが、また腹が痛くなった。今度は神田のPAでトイレに入った。もうアカン！！！。車を運転すると腹が痛くなるので、それと急に眠たくなってきたので、ここで一眠りして休憩してから帰ることにした。
結局家に着いたのが朝の7時半。150ｋｍはなれた名古屋から普通だったら2時間で移動できるのだが、今回は12時間かかった。カミさんに話したら、混んでる店にはそれなりの理由があって、ガラガラの店にもそれなりの理由がある。世間の評判は節穴でないと説教された。私の判断ミスだった。
結局話をまとめるとあの800円のラーメンは私の血や肉となって愛知県から福井県に来ることなく、途中の岐阜県と滋賀県のPAのトイレに全部流してきたことになってしまった、、、。
