二河白道(にがびゃくどう)
- 2021/03/07
- みそつくりの息吹
朝から晴天の一日。今日は親戚のお通夜である。午後から親戚の御自宅に行った。湯かんを見届けて式場に行った。
6時からお通夜が始まった。読経が終わったら、7時ごろだった。式場を後にして、会社の懇親会に参加した。みんなに腹いっぱい食べていただいた。
二河白道の話を聞いた。二河白道とはネットによると、極楽浄土に往生したいと願う人の、入信から往生に至る道筋をたとえたもの。▽仏教語。「二河」は南の火の川と、北の水の川。火の川は怒り、水の川はむさぼる心の象徴。その間に一筋の白い道が通っているが、両側から水火が迫って危険である。しかし、後ろからも追っ手が迫っていて退けず、一心に白道を進むと、ついに浄土にたどりついたという話。煩悩にまみれた人でも、念仏一筋に努めれば、悟りの彼岸に至ることができることを説いている。
善導大使は七高僧の中でも阿弥陀仏の生まれ変わりと言われた方だ。30年間布団で寝なかった方であるらしい。毎日机で仏教の本を読んで、眠たくなると机で寝ていたらしい。目が覚めるとまたひたすら一切経を読んでいたとお聞きする。自分の母親以外の女性とは、顔を合わせたことがないくらいだそうだ。その方が説かれた二河白道の話だった。