オーガニック・無添加・食品のお店

あれから考えてみて、、

組合のブロック会に参加して、久しぶりに地元業界の方々と話ができてよかったのでないかと思った。
近況として何人かの方からお話を伺った。
年々、年ごとに生産量が減っている
10日前に孫が生まれたが、俺と息子は家業を続けるだろうが、この孫の時代には廃業しているんでねぇかと思う
醤油の家庭での使用量がめっきり減った。醤油1升が600円。昔は10日から2週間で使い切った。今は1升がひと月から二か月ぐらいある。売り上げも知れている。
反面、だし醤油が売れている。そのあおりを受けている。
冬、雪があるときは除雪の作業があったが、このごろ雪もないのでヒマしている
配達は、週三回ほどシルバーの方に頼んでいる。
息子が、卒業しても後を継がないで、会社員になっているところが多い。
むかしの話だが、味噌が全国的規模で減り始めた。何年か連続で減り始めた時、誰かがもうここで底を打って下げ止まりになるだろうといったの覚えている。わたしもそう思いたかった。しかし現実はどんどん減っていき、まさかみそ50万㌧の大台は大丈夫だろうというみんなの思いとは裏腹に、あっさり割ってしまった。今は44万トンにまでさがった。
現在大手10社で28万トンを生産している。これは市場占有率が60%ほどになる。たった10社で日本のみその6割を生産してしまっている。今後生産量が40万トンにシュリンクが続けば、かなりの中小味噌屋はかなり追い込まれるとおもう。
このことをかみさんに話した。オーガニック向け、マクロビ・ベジタリアン向けの製品に絞り、一般品はもう生産をやめたらいい。この市場に特化してやっていけば道が開けると言われた。なるほど、この一言で、急に元気が出てきた。
この世の中は、男が動かしている。その男を動かしているのは、女、うちのかみさんのような気がした。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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