桶修理
- 2009/11/04
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出張の間に桶の修理が出来上がり届けられていた。
駆け出しのころから使用していた愛着のある桶のひとつで、この桶はよく覚えている。何年か前に底板がずり下がリはじめ漏りだした。この際底板の修理と輪の入れ替えを藤井製桶所さんにお願いした。
やはり桶には竹ノ輪が似合うようだ。竹職人もいなくなってしまったので、藤井さん自ら京都の亀岡の竹を切りに行き、乾燥させて編んだもの。たけのこの季節の竹は、使えない。陰性な竹はだめなようだ。成長の止まった寒い季節の竹でないと、桶には使えないそうだ。