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高山市 野口さんのお米

新高岡東横インから高速で二時間余しで、高山の野口さん宅に到着。早速圃場を拝見させていただいた。「究極の田んぼ」岩沢信夫氏著の本をいただいて、最近読み始めた。中々稲つくりに人生掛けられた方の本で、興味深く拝読した。

 

野口さんは2町歩の田んぼを造っておいでで、不耕起八年から三年目の田んぼがある。中に入っても足が沈まないし、また中干しはしないそうだ。年数がたつと背の高い雑草が生えてこなくなる。またコンバインで稲を刈ると、土が動いてしまうので草が増えてくるため、バインダーで刈り取り全量「はさがけ」の天日干しで乾燥されている。

 

発芽玄米にすると、強い力がでる。秋になっても色が残っている。稲を刈ると、硬い。

一本手植えの田んぼがあった。東京のセレブの方が、自慢して食べておられるとお聞きした。

ササニシキはおすし屋さんに好評だそうだ。自家採取している種籾は、畦周りの風が当たっているのが生育がよく、種取にしている。

蔵つきの麹菌で造った甘酒。ご自宅でいただいたが、とろけるような甘さが非常によかった。爆発的に人気が出てきたそうだ。

ヒエが出てくる田んぼは、初期の土。コナギがでてくると、まともな土、その次に牛の毛が生えてくると上等な土といえる。

600kgのササニシキを注文させていただいた。楽しみに待ってます。

次の田んぼで、「アサヒ」という品種のお米。「かめのを」と同時代のお米で、東のかめのを、西の朝日といわれたそうだ。

苗つくりが、一番のポイント。毎日苗箱をローラーで押さえるといい。

以上が聞き取りしたお話だった。次回は是非とも秋にお訪ねして、稲刈りを拝見したい。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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