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遺伝子組み換えなたね 抜き取り隊

初めて自生した遺伝子組み換えなたね抜き取り隊に参加した。これは日本の菜種の自給率は0.4%ほどで、あとは北米から輸入している。その84%が組み換えなたねである。四日市港に入荷したなたねは、松坂市にある搾油工場まで一日20便トラック輸送で運ばれる。その時にわずかであるが種がこぼれて、道路上に落ちて芽が出てくる。なたねは他の植物と交配しやすいので、放っておくとドンドン組み換えの植物が増えていき、組み換え作物が知らない間に繁殖しているということになりかねない。そこでボランティアの人たちが、歩道の横に生えているなたねを抜き取り繁殖を抑えているという作業に参加してみた。

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歩きながら歩道のわきを見ていくと、かなりの菜種を見つけることができた。一つ一つ引き抜いて場所を記録し集めて公民館に集まった。かなりの量が集まった。

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なたねの葉っぱを切り取って試験管の中に入れ、水をれて爪楊枝でつついて葉っぱの汁を水に溶けだすようにする。その後試験紙を二枚いれしばらくすると、結果がわかる。

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赤い試薬に日本の筋が入るとバスタ、青い試薬の紙に日本の筋が入ると、ラウンドアップ除草剤の耐性を持っっているとわからる。3番の試験官が私が実験を行ったもの。青の試験しい日本の筋が出ているので、ラウンドアップと分かる、、、。この作業を通じてこれほど身近に遺伝子組み換えを実感したことはなかった。

日本の菜種の自給率をあげないといけないと痛切に感じた。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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