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シ-ドマイスター講習会2

種の勉強会。自然栽培と呼ばれている農法だが、肥料もやらねば、もちろん農薬なども使わない。では、ほったらかしかというと、そうでもない。ちゃんと普通の人一倍以上の世話をする。そうしてできた農産物は一般品とはもちろん違うし、有機JAS農産物ともまた違う。
石井さんのお話。半年間、普通の野菜の野菜でなく自然栽培の野菜を食してもらった。医師と一緒に実験というか調査を行った。その結果、アトピーだった人の80%の方が改善された。また8歳の化学物質過敏症の人が、治ったという結果が出たらしい。が、外食の多い方は効果が薄かったらしい。
肥料をやらないから、地中の中の根が普通よりも伸びる。小松菜でも2mから4mぐらいひげ根が伸びるらしい。どうやって調べるのですかと聞いたら、考古学の発掘のように根を切らずに土を掘っていくらしい。それぐらい根っこが張っていくらしい。ふつうは近くに肥料があるため、根はすぐに栄養を吸収して地上部が大きくなっていく。大根などは60日ぐらいで収穫できるが、90日から120日ぐらいかかるようだ。
そんな話の途中に、自然栽培の大根を持って来られたので、試食が始まった。自然栽培5年目の大根。食べていると実が締まっているのが感じられた。心地よい歯ごたえが感じられた。自然栽培の作物は、食べたあとの後味がすっきりしているのが特徴。どちらかといえば味が抜けるというような感じが私はする。もともと味とは、たい肥・肥料の味だと聞いた。
しかしなんといっても、一番の特徴は、体の中に抵抗なくすっ~と入ってくるのがいい。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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