オーガニック・無添加・食品のお店

「おにぎり」と「おでん」の昼食会

台風26号の接近で、昨日の夕方から雨となった。当地は通り道から離れているので、被害は起きていない。

昨日のお昼、有機おにぎりと無添加おでんの社内昼食会を開いた。風が吹けば桶屋が儲かるでないが、この会の事の起こりは、ボイラーの破損がきっかけだった。石播のボイラーに穴が開いてしまい、仕事が出来なくなってしまった。急いで新品を注文したが約一週間ほど復旧までには時間がかかる事になった。仕込み現場は仕事ができない状態になったので、かねてから原料の産地巡りを行いたかったので、クサツパイオニアファームさんに紘徳くんが訪問した。

その際帰り際に頂いたのが、「滋賀旭27号」という有機米だった。せっかくの有機米だし自分一人で食べるよりもみんなでいただくことにした。おにぎりなら手軽にみんなで食べれるかと思ったので、おでんとおにぎりの昼食会を企画した。白米のご飯、ヒエの雑穀入りのご飯と、小豆と玄米の三種類を用意した。玄米ご飯を食べられた方が結構おられたのは、意外だった。何人かの方がマクロビ食を行っておられるようだ。

おでんは、焼津の丸又さんに注文した。普通、練り製品にはかなり添加物が使われている事が多いが、丸又さんでは全国でも珍しい無添加のおでんネタを作られている。自然の味がして美味しい。私の好物でもある。鍋に、こんにゃく、大根をいれおでんダネを入れて、みりんと醤油で味付けしただけのものだが、おでん種からいいダシが出ていた。アミノ酸などの化学調味料が使われていると、ウマミが強くパンチの有る味になるが、逆にウマミだけがでしゃばっているようで、素材の味を引き出してこない。この練り製品はうまく調和した柔らかい旨みがしていた。

ゆでたまごは、子持自然恵農場さんの卵を使った。瀬戸さんの農場に行ったことがある。子持って言うけどどういう意味かわからなかったが、農場の近くに「子持山」という名前の山があった。その山の麓で養鶏しているので社名の頭に子持と言うんだなとわかった。平飼いの卵。

食べるのに夢中になってしまい、写真をとる事をついうっかり忘れてしまった。みんなでお昼を一緒に食べるのは大変楽しみで、満足度も高かったようだ。できれば月一回ぐらいはこういう食事会を行いたいものだと思ったが、”偉い人”から準備と後片付けをダレがするのかというご指摘を受けると、ちょっと二の足を踏んでしまう。この辺をうまく段取りすれば可能とは思うが、、。

【できない理由よりも、できる工夫】という格言が頭のなかを横切った。自分自身にもいい聞かせたい言葉でもある。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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