原点
- 2013/01/01
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新年おめでとうございます。今年もいい年でありますように。
今年で数え年で60になり私も知らない間に「還暦」を迎えることとなった。杉崎神社で厄年のお祓いを受けた。厄年は躍進する「躍年」と考えるのがいいと聞いたことがあった。会社も今年で創業100年目を迎える。両方とも一まわりの区切りを意味しており、自分とこの仕事との縁を感じる。まず、ここまで生きてこれた今までの人生に感謝したい。
画像は朝四時から始まった杉崎神社の初もうで。
庄町にある「城福寺」。檀家の方がお年賀に来られ、私も父親の代わりに初めて参加した。住職が「おとっちゃん、大事にしてあげての、、。」と帰り際言われた。単なる社交麗辞とも受け取られるが、なぜかこの言葉が気になり、考えてしまった。多分86歳を迎える本人にとって、何かうまいもんを食べさせたり、どこか面白いところに連れて行ってあげても多分喜ばないだろうと思った。一晩の喜びは、家業の味噌屋の仕事を一生懸命家族で励むことが一番うれしいのでないか。それが何よりの親孝行でないかと私は思った。ちょうど還暦と100周年で原点に返ってみる時期だったから、住職の言葉が心にとまり仕事にもう一度打ち込んでみようと思ったのだろう。
元旦の城福寺
