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子持自然恵農場

今日は日曜日で佐久平にとまった。静かないいところだ。軽井沢にも近い。東横インの佐久平駅前店に二泊連泊なのだが、一泊目が喫煙室なので二泊目を禁煙室にしてもらった。そのため10時には一旦チェックアウトしなければならなく、三時まのチェックインまで時間を持て余してしまった。群馬の沼田市の「子持自然恵農場」の瀬戸さんに電話した。おいでよというご返事をいただきお伺いいすることにした。

高速で一時間半でついた。自然に恵まれた静かな山間のところに農場はあった。今日は日曜日なのに瀬戸さんはお仕事だった。なんでも北海道の中沢さんが来て車で出て行って本日瀬戸さんの家に泊まり、明日の建築講座に参加するとお聞きした。世間は広いようで狭いもんだ。

鶏舎を案内していただいた。もともと放し飼いの技術は「ヤマギシ会」が持っていた。それが最近は宗教化?してしまって、今は違うようだ。鶏舎はぴったりと真南に建ててある。これは西と東が壁で、南北が金網となっている。鳥は暑さに弱い。屋根が飛行機の翼のようになっていて、夏の暑い空気が自然に外に出るようになっていて、涼しい空気が下から鶏舎の中に入ってくるように設計されている。日光は朝と三時過ぎのものがいいらしく、10時から2時までの日光はよくないらしい。南向きなので、夏は直射日光が鶏舎の中に少ししか入らないが、冬は鶏舎の奥まで日光が入るようになっているようだ。

雛の飼育が素晴らしい。生まれたてのひなに玄米のような硬い餌を与えるそうだ。そうすると消化器官がすごく丈夫になり強化されるそうだ。普通の鶏の腸の長さは140センチしかないそうだが、瀬戸さんとこの鶏は208センチにもなるそうだ。最初に食べたものが消化器官を決定するとのことだった。

鶏舎の戸を開けると普通は鶏は逃げていくのだが、瀬戸さんちの鶏は寄ってくる。それと鶏が落ち着いている。あんまりコケッコッコーと叫ばない。おとなしい。

ストレスが溜まっていないんでしょうね、、。鶏舎の中に入らさせてもらったが、鶏糞のにおいが全くしなかったのは、驚いた。三年ほどたつとこの鶏糞を外に出すらしいが、果樹園に与えたら果樹が腐らなかったらしい。また収量が飛躍的に多くとれたそうだ。稲わらと、土と、鶏糞がうまい具合に混ざるからだそうだ。

卵一つが550円する烏骨鶏を見せてもらった。

神経質な鳥だそうだが、「シルクの毛」と言われているように、翅はふわふわとした柔らかそうだった。薬膳用の鳥で効能も普通の鳥とは多いそうだ。もちろん生体エネルギーの技術も応用しているようだった。やはり百聞は一見にしかずで、大変勉強になった。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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