播種
- 2012/05/30
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よなよの播種を昨日行った。例年より1週間以上早いが、やや早生に近い品種なので今年は早く始めてみた。播種機がさといらずの設定になっていたので、やや疎植気味となった。タイムリーにも今日は雨が軽く降ったので、ちょうどいい恵の雨となった。収穫まで順調に育ってほしい。
トラストもことしで三回目を迎えた。作り手の息吹をお客様に伝えたいと思って始めたトラストだが、もう作るのが精いっぱいでなかなか情報発信が豆に行えず、この点はもう少し何とか改善していきたいと考えている。
こうして播種作業をしていると、本当に土と接してうれしいと感じるし、天に感謝したいと自然に思う。日本は私有財産制に基づく「おかねと競争」の社会なので、この土地は俺のものだと主張できるが、私は考えてみるに、たまたま自然から、あるいは天からこの土地を生きている間、ご拝借させているだけでないかと最近思う時がある。借りているだけだから死んだら天にかえすことになり、またその時に次の方が借りて行くだけでないかと思えるのだ。なるだけ多くの方にこの土地からの恩恵を受けられたらいいのでないだろうか。トラストもその一つで、おおくの方にとは思うが面積などが限られているから限定はやむおえないが、自然からの恵みを一緒に受け取っていけたら最高でないだろうか。