オーガニック・無添加・食品のお店

草津に出張

近江八幡と草津に出張となった。出張の途中栃木県の生産者から電話が入った。米を今コンテナに積むところだが、五トンのコンテナに5400kgは積み込めない。400kgは別便で贈ってくれとのことだった。えっ、、、ちょっと待ってください、と言ってコンテナを手配した福井の業者に電話をした。担当者と電話がつながらず、仕方がなく栃木の生産者に次のように返事をした。品種が二つあった。”チヨニシキ”と”ササニシキ”だった。チヨニシキはほとんどの皆さんはご存じでないと思うが、硬質米でみそ麹に向いている品種、食味は落ちる。それで400kgの重量オーバーなので、ササニシキをその分おろして5トンにしてコンテナを出してほしいといった。降ろしたササニシキは銘柄米なので御社のほうで販売しもらえないかといった。すると、「北関東の米は、もう売れません。」と、落ちついた声でいわれた。その裏には怒りや腹立ちを通り抜けたような声のようにも聞こえたし、途方にくれたような声にもきこえた。一瞬の沈黙が二人の間でおきた、、が、そのあとで福井のコンテナ業者から、責任はうちが持つから5400kg積んで出してくれとの連絡が入った。宇都宮でJR貨物に積むとき、リフトにつけられた重量オーバーのブザーがなるとその場で作業は中止され積み込みを拒否される。そうなるとトラック便を手配して運ぶしかなくなるのだ。とにかく責任を持つとの一声で、約束の5400kgは積み込んでいくことになった。

草津では、生体エネルギーの建築家のWさんとお会いした。ラジエントヒーターを使ったハンバーグのお店が隣にあって一緒にお昼をごちそうになった。ハンバーグを食べるのはほんと何年振りかだった。W氏の話によれば、ハンバーグがふんわりとなりおいしく出来上がるらしい。何年かぶりに食べたもので、ハンバーグの味がどんな味だったのか思い出すことができなかった。

草津では生産者の方から大豆を引き取って帰った。単に130kgの収穫があったとのことで、弊社の90kgよりも多かったようだ。来年もお願いするための書類をいただいて帰った。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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