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米の産地はどこ?

コシヒカリの出穂がぼちぼちと見受けられるようになった。それと呼応してか、御社の使っている「米の産地」はどこですかという問い合わせも増えてきた。米は、宮城県、栃木県、秋田県、石川県から購入している。うちの会社は産地から出来秋に全量を一括で引き取り、福井市内の定温倉庫に保管し、必要に応じて倉庫から運んでいただいて使っている。昨年産の米は11月から12月の間に引き取ったので、原発事故の影響は無い。

では、今年の米はどうすると聞かれるが、今後放射能検査が行われていくので、その結果に従うしかないと思っている。流通から買わず産地と直取引をすると言うことは、自己中なことは出来ない。それは「二人三脚」の付き合いになってくる。消費者が出来ることは、どの米を買おうかなという選ぶという「選択」という行為だけだ。それは自由な行為だ。汚染されていないものがほしいのは人情で当たりマエダのクラッカーだ。だから問い合わせしてくるのだろう。しかしわれわれは原発事故がおきたから手のひらを返すように急に要らないとか、身勝手、利己的な行為はそう簡単には行えない。また急に産地を開拓するといってもなかなか出来ないだろう。その辺が消費者と生産者との微妙な差だと思った。

米が放射能に汚染されていないこと祈りたい、、、。早くもとの平和な日本になってほしい。原発はもうコリゴリだ。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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