オーガニック・無添加・食品のお店

4月度月次

昨日、会計事務所の先生をお招きして、四月までの月次決算の数字を役員で検討していた。今年も色々とあったけれど、東日本の地震と原発事故で三月、四月は救援物資、放射能対策でみそが売れたようだ。これはいつまでも続くわけでないし、あまり素直に喜べない注文でもあった。

一応、来月が決算なので、再度来月中ごろに会議を開催し、次年度の経営計画を検討することにした。無添加のみそ、無農薬のみそが一番安全な味噌と思ってそれを目指して今日までやってきた。昨年の秋に、作っているみそが全部有機になった、、、。なったとたん、有機みそは最高のものではないことを知った。アレルギーや化学物質過敏症のみなさんからすれば、安全なものではなかったのだ。私は過敏症のみなさんが食べれるものが、本当に安全・安心なものでないかと思った。では、その過敏症の方が食することのできるものは、一体何なんだと言うと、自然栽培の農産物だった。自然栽培の大豆や米・麦で作ったみそなら、食べれる、治っていくということを知った、、、。

全国に過敏症の方、その予備軍を含めると百万人の方いると聞いた。おひとり様たった1kgのみそを買っただけで、1000トンの市場が存在することになる。マルカワみその年間生産量は150トンほどだから、この市場で十分やっていける。数字上は可能といえる。日本に1025社のみそメーカーがあると聞いている。その中で過敏症の方のことを考えみそを作っているメーカーは、ほとんど聞かない。聞いたことがない。何かの縁で自然栽培の世界を知った。会社としてはこの過敏症の方のためのみそ作りに、力を入れていきたい。再度そう強く感じた、4月月次会議だった。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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