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講義メモは続く、、

岩手の佐々木さん、まったく除草しないとどうなるか?初年度反に二俵。昨年は3俵あった。今年はどうなるか、5年やったらどうなるか?”雑草は土を作る”土に足りない成分があるから生えてくる。その雑草が根に様々なバクテリア、細菌が雑草特有のもの。種が来たから生えるのでない。畑の草が毎年変わってくる。雑草との戦い。

イネミズゾウムシ 古いてんぷら油、キャップ二~四杯水口に撒く。畔にジョーロでまいた。他の虫たちも死んだ。

硝酸態チッソ 東京都抜き取り検査で、国産チンゲンサイから、16000ppm出てきた。EUでは2500ppm以上は、流通してはならないとなっている。なぜこのようなやさいが出回っていたか?すべの病気に関与している”活性酸素”。生きているうえで必ず発生する。最後はおしっことガスで消えるもの。体内で溜めるのを助長するのが硝酸態チッソ。堆肥を作って生の未熟な家畜糞尿を使ったために、市場に出回った。小松菜を二枚食べたら致死量になる。自然栽培では肥料を使わないから、けた外れに少ない。

測定機械はむかしは100~150万ぐらいしたが、今は3万円ぐらいである。安くなった。汁が多い、受け皿に乗っかるとok。葉っぱ、茎、根っこの順にチッソは低くなる。根っこで吸い上げて、葉っぱで光合成するため。自然栽培1000ppm超えない、500ppmぐらいになる。土の状態が影響してくる。

ジャガイモ 深く植えない。ジャガイモの根は上にあがる。上にいもができるから、土寄せする。浅く植えると下に深く入る。日のあたらないところにいもを植える。浅く植えてください。

雑草の草の色、お湯に漬けるとキミドリ色が濃い緑になる。葉の表面に膜がある。外敵から身を守るために膜を作っている。お湯に通すとこの膜が溶けて裸の姿になる。曇りガラスを通してみっているようなもの。肥料をやったものは、この膜が薄い。透明ガラスを通して見ているようなもの。実際は元気のある姿、元気があるんだ。

トマトの脇芽の管理。すぐに脇芽が出てくる。初期生育を促進するためにも、4~5段までは取る。子供に重い荷物を背負わせないのと同じ。もしも自分がトマトだったら。畝の高さを高くする。トマト以外のなすも花を取る。なすの葉っぱは意外と葉脈が少ない。葉脈以上の径をつけない。花を摘む。

キュウリ、なぜ曲がるか、、、?つるが上を向いたときにキュウリは全部曲がる。つるはもっと上に伸びたい。成長作用が強くなったため、自分の子供に栄養がいかなかったため。山越ししないようにする。か、柵を高くする。こづるを作る。これ覚えるのに、6年かかった。16節まで親でキュウリを作って、12~13こづるを作る。親が16節からは、こづるで取る。

農家、家庭菜園をなさっている方には、面白い話だったかもしれないが、そうでない方にはつまらなかったかもしれない。自然栽培塾の雰囲気をお伝えしたかった、、、。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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