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コウノトリ呼び戻す農法米

福井県丹南農林総合事務所 南越農業農村振興協議会主催の、「南越築現地視察型地産地消マッチング商談会」に参加した。これはいつだったか地元の赤米、黒米、あわ、ひえの農産物があるので、これを生かした食材で何かできないかと聞かれ、五穀味噌にできると言ったのがきっかけでうちの会社で試作品を作ったのが始まりだった。
で、本日は白山地区のコウノトリ呼び戻す農法米の冬水たんぼの取組、現地視察会と商談会・試食会に参加した。現地視察では冬水田圃を見学することができた。お話を伺うともともと昭和30年頃武生の矢船地区にコウノトリが住んでいたらしい。昭和45年くちばしの折れたコウノトリがいて、餌をとることができず痩せて弱ってきたので捕獲し兵庫県で飼育していただいた。その後6羽の子と孫が生まれたという歴史がある。
それほどまでに当時は環境がよかったんだろうけど、汚染が進んだのかいなくなってしまった。こちらの地区では絶滅寸前のアベサンショウウオなどの貴重な種が残っており保存が叫ばれている。小学校では年間45時間の環境学習の時間を持っている全国でもまれな教育を実施されている地区だ。
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試食会では茹で卵、ご飯、アイスクリーム、豚肉、味噌汁などの試食会が開かれ、多くの方で賑わっていた。
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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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