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麦麹

夜中小雨が降ったが、朝にはやんでいた。

今日は麦麹の製造日。まず「お多福倉庫」にて精麦された「大麦」を、計量後フレコンに詰めて、加工場の「中の蔵」に持ってくる。

リフトでスクリューコンベアーの中に投入し洗穀機に入れる。ベルトコンベアーでは、急な角度で上がらないけれど、このスクリューコンベアーだと、急角度でも上げることができる便利な機械だ。右下の筒状になった機械がそうだ。

それを大量の水で「洗穀」する。この機械は手前の丸い部分の下の方から、タービンポンプで水をタンクからくみ上げて洗う。ちょうど濁り水で水中のプロペラの羽が見えないけれど、きれいな水は手前から奥に流れ、麦は奥からスクリューであらわれ、汚れた水は奥にオーバーフローして排水される仕組み。右上の三角の部分から、麦が入っていく。

水で洗われた丸麦は、三階のタンクに入り水を入れて、吸水させる。その後縦型の蒸し器に入れてむす。

約30分ほど蒸して、熱いので風を送って32度ぐらいまで冷ます。冷やされた麦に種麹を付けて、製麴室の中に入れ一晩おく。

これが今日の作業だった。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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