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小寒 断食 七日目

今日は小寒で寒の入りだ。昨日で他の断食されている方は、みんな帰ってしまい道場には私一人だけとなった。賑わいはなくなった。広い道場で私一人となった。また本日から「水断食」にしてもらった。水以外はとらないことにした。体調は昨日よりはるかによくなっていた。この分だとあと一週間ぐらいは断食が出来るのでないかと思えた。

この山の中にある断食道場は、携帯の電波が届かない地域なので、300mほど離れた電波の届くところに行かないと、携帯はつながらない。歩いて行ってみた。特にラインなどは入っていなかったようだ。

前回の仏教の話の続き。

我々は川の上の船に乗っている。その船の行き先はなんと滝つぼに向かっている。このことを自覚しないと安心・満足はできない。この滝つぼに向かって落ちていくのが、後生の一大事といわれているものだ。好むと好まざるとにかかわらず、後世・来世に向かって進んでいる。

船の行き先はどこか?後生・来世はどうなっているのか分からない。滝つぼなら暗い。儲かった、損した。あの人が好きだ嫌いだと言っても船の中の事だ。安心も満足もない。

平清盛、平家にあらざるは人にあらず、と言って頂点を極めたが、なんのために極めたのかわからない。秀吉も天下を統一して栄華を極めたが、「夢のまた夢」とさみしく辞世の句を読んだ。これは船の中の話であった。

つづく

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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