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北海道出張 二日目

昨日会社を出発して、函館に夜の10時についた。大雪の報道があったが、函館は雪がなかった。

朝ルートイン土崎を出て、秋田県大潟村の石山さん宅を訪問した。以前の家とは違ってお引越しなされたようだ。場所が分からなくてうろうろしていたら、パトロールカーがやってきて、お宅は県外ナンバーだが何をしているのか職務質問を受けた。場所が分からないので、石山さんに迎えに来ていただいた。訪問してみるとログハウスのこじんまりした温かみのある家に住んでおいでだった。小一時間ほどいろいろとお話を聞かせていただいた。特に雑草取りの話が多かった。大潟村でも有機栽培をやめる生産者が多いとお聞きした。草取りの出目さんが高齢化でいなくなったのが、原因の一つでもあるようだ。だいたい以前の栽培面積は、半分になったと聞く。

その後失礼して若葉農園を目指して北の青森県に向かった。ナビでは番地を入れたが表示されず、全く道が分からなくなったので、鳴澤駅までお迎えに来た頂いた。

訪問させていただくと、現在新しい事務所の工事の真っ最中であった。年末のご注文の忙しい時期に訪問したことを申し訳なかったと思った。社長の神さんにお迎えに来ていただいた。なぜ無農薬栽培を始めたのか質問した。昭和46年におばさんが農薬が原因とみられる病気でお亡くなりになられたのが、きっかけだそうだ。お父様は農協で販売の仕事をなされておいでだったが、そのころから見た目はきれいだが、味は落ちたとよく言われたそうだ。たい肥を作り畑にまいて、土つくりを始められた。丸三年は食べられるリンゴは取れなかったそうだ。三年後の昭和49年にやっと食べられるリンゴが出来た。しかし全く売れず、セリにかけてもだれも買わなかったそうだ。トラックにリンゴを積んで、東京に売りに歩いた。しかしなかなか売れずにいたが、横浜の小さな消費者のグループ方が買ってくれ、口コミで広がっていったそうだ。

りんごジュースの工場も、拝見させていただいた。小さな工場ではあったが、自社で加工なされていた。これは本物だと思った。その後長居はご迷惑をかけると思い、失礼した。

青森の青函フェリー乗り場には、遅れずについた。約四時間のフェリーの旅は、爆睡した。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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