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葬儀

数十年に一度といわれている今回の大雨と言われ、朝から少し雨が降っていたが、葬儀が終わる頃には、雨が上がり抜ける様な夏空となってきた。これも何かの天の計らいかとも思えた。

今回の葬儀で気がついたことが何点かあった。母親が死んだのは30年まえになるが、そのときも「友引」の葬式だった。普通友引の葬式は世間では嫌う。本日の父親の葬儀も、偶然かもしれないが「友引」だった。

浄土真宗では、友引とか日の良し悪しは「迷信」で、関係ないとされている。棺の中に人形も入れなかった。友引のおかげで親の葬式は、火葬場は空いていた。

また母親の時は丁度祝日と土日の連休であったので、会社の仕事は休まずに済んだ。今回の父親の時はお盆の休暇で会社は休みだった。取引先に連絡するとしても、会社関係はお休みなので、連絡はしなかった。また会社の役員も十年以上も前に離れていたのと、公職も同様に随分前に手を引いていたので、告知・連絡等は全く行わなかった。

うまい具合に休みの間に葬儀を済ませることができ、仕事を休まずにおれたことは、支障が出ず大変ありがたかった。これも運なのかと思った。

無事滞りなく葬儀が終えられた。お骨を拾いに行って父親は頑丈な体であったことを知った。またあんちゃんには世話になったと、お愛想抜きで挨拶された方も何人かおられた。人は死んでその値打ちがわかるということも聞いたことがあるが、人から惜しまれる人であったんだと、父親の徳を知った。

火葬場からの帰りのバスの中で、疲れが出てきたのか、ウトウトと寝てしまった。

 

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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