1月の味噌出荷量
- 2021/03/29
- みそつくりの息吹
業界紙「食料醸界新聞社」の記事に、全国味噌出荷量が出ていた。
特に注目すべき数字は、秋田県の令和3年の数字と2年の数字の差が大きすぎる。昨年対比で26.5%という驚くべき数字となっていた。数字の裏にある大きな原因はわからない。
記事を読むと、味噌の輸出実績は1万5994トン(前年比87.7%)だが、金額ベースでは38億2539万円(同100.5%)と伸長。数量は2桁減となったが、金額は0.5%増と伸びており、味噌1kgあたりの単価は大きくアップしている。海外輸出向けで高付加価値型商材が伸びているようだ。
ここ数年来で味噌メーカーはM&A,や他の企業の傘下にはいるというケースも少なくない。
サッポログループ傘下となった「神州一味噌」、セントラルグループ傘下となった「イヅツみそ」、マルコメの子会社となった「かねさみそ」の事例もある。
業界地図は地殻変動により、ゆっくりと塗り変わろうとしている。