丹生川
- 2010/11/13
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今回もいつものルートで長野に行った。武生・鯖江、大野を抜けて岐阜県の白鳥に入り、東海北陸道を北に上り、飛騨清見から高山に入り、高山から安房峠を越えて松本に入る。(安房峠は雪だった。)三才山トンネルを抜けて上田へ行き、東御に着く、大体距離で300km時間は6時間ほどかかる。
今回も途中丹生川町を通った。そこは高山市内を抜けて松本市に向かう途中の大きな町。その町を通り抜けると道沿いに、柴田春治商店さんの倉庫が見える。土日になると観光客が即売の味噌を買っているのを何度か見たことがあった。柴田さんとは、今から二十年以上前になるが、うちの会社が永田の円盤(製麹機)を買った。ちょうどそのときに柴田さんも購入を考えていたようで、弊社の機械を見にこられたことがあって知り合った。その後何年か後に岐阜県長野県の実業家が集まって中国に味噌工場を設立した話を聞いた。柴田氏も参加されたようで国境を越えて活躍なされていることを知った。全国味噌組合の技術講習会が熱海で開かれた時に、同じ部屋になった。しばらくぶりで懐かしく夜中まで話し合ったのを覚えている。高山青年会議所副理事長時代の話やモンゴルの話だったようだ。
いつも長野に行くとき、この柴田さんの倉庫の前を通らさせていただいているが、通るたびに柴田さんのことを思い出す。確か柴田さんは大豆を煮る前に、なんとまめを”炒る”行程があるように聞いた。豆を炒ってから煮るのが秘伝の味と聞いたような気がする。全国にはいろんな味噌の作り方があるもんだ、、。