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博多の禅僧 千崖

一休の再来といわれた博多の禅僧・仙崖(せんがい)がいよいよ臨終を迎えた。”是非最後のご教訓を”と弟子たちが、紙と筆をささげてお願いする。

どんな尊いお言葉がもらえるだろうと、震える手で辞世を書く仙崖の姿を、弟子たちは固唾をのんで待つ。そして渡された紙を覗き込み一同驚いた。

そこには「死にとうない、死にとうない」とだけかかれてあったのだ。

高僧・名僧といわれた師匠の辞世がこれでは、和尚の徳に傷がつく。途方にくれた弟子たちは、何とかせねばと協議の末、「先ほどのお言葉も結構でありますが、いま一つお言葉を、、、。」と再度お願いした。

すると快く受けて再び筆を執った仙崖が、やがて返した書面を見て一同仰天。先ほどの言葉の上になんと、”ほんまに、ほんまに”と付け加えられていただけだったという。

このお話を今日の昼礼時にみんなに話した。面白い話だが、滑ってしまってまったく受けなかった、、、(汗

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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