取引先 会合
- 2018/12/07
- 会社・経営
大阪にあるお取引先様の会合に参加した。会場は南森町の駅の近くのホテルと聞いたが、中々入り口がわからず入るのに手間行った。
講演の内容はわかりやすかった。これからの時代に対応しなければならない事項が説明されていた。
たとえばEUに輸出されていた有機のお茶が、抜き打ち検査に会い残留農薬が検出された。調べて見るとお茶畑では、農薬は使っておらずいわゆる「ドリフト」と呼ばれる隣田からの飛散した農薬がかかったためだとわかった。お客様は農薬を使用していないので、無農薬と思われがちだが残留農薬がゼロではない。この辺をよく理解してほしいとのことだが、EUでは微量でも農薬検出は認めないとのことだった。
また有機加工食品では、原料の95%以上が有機原料であれば有機といえるが、残りの5%の一般原料の中に1.4%使用した山椒から残留農薬が検出された。またこれがEUで使用禁止の農薬だったらしい。結局製品廃棄と返金に応じたそうだ。5%ルールを守っても、一般原料の最終製品への影響も考えないといけない時代になってきている。
ハサップ、ISO,FSMAなどの認証を取得していかないと、商談にも載せてもらえない時代になって来た。メーカーも本気でこれらに対応していかなければ成らない時代になってきたようだ。