種子法改正
- 2018/11/26
- 農業
本日名古屋のお客様からお電話が会った。種子法改正についてとのことだった。お聞きして見ると何でも福井県の飼料米用に、遺伝子組み換えされた米の種子が来年用に配布されているとのことだった。すでに福井県にまで届いているらしい。
この飼料用米は、花粉が5kmほど飛ぶそうなので、普通のお米と交雑してしまうらしい。遺伝子組み換えはまったく認めていない有機JASの製品だが、うちの仕入れのお米が交雑してしまったら有機でなくなってしまう。これは大変だ、ということで認定機簡に問い合わせて見た。
それは、認証を得た認定機関に聞いてくださいとの御回答であった。それでは答えになっていないので、OCIAジャパンはどのように認定されるのですかと聞いたら、一概には言えない、状況を見て判断するとのことだった。
地形とか、距離とかで判断するようだった。花粉が5kmも飛んでくると成ると、近くで飼料米を造っている方がおられれば、交雑している可能性が高くなる。果たして有機の品質が保てるのか疑問となった。すっきりしない回答に日本は本当にどこまでいくのかとあきれてしまった次第。どうにかしているよなぁ~と思わざるを得なかった。