埼玉 石井さん
- 2018/04/06
- みそつくりの息吹
昨日は南魚沼のロッジに泊まった。朝六時ごろ出発して埼玉に向かった。道中雪が降ってきたのとどうろの両側には、まだ雪がどんと積もっていた。
10時に石井さんのご自宅に到着。お話によれば今年JA埼玉ひびきのの有機部会長に成られたとのこと。早速今年の自然栽培の大豆の圃場と機械と乾燥施設の見学をお願いした。
一番大きな畑を見せてもらった。昔耕作放棄地でススキが伸び放題の畑を借りて、畑にした。品種は「すずゆたか」であった。この大豆はどこかで買ってきた豆をみそにし、余った大豆を播種して種を増やしたそうだ。食べて見ると食味がよく、甘みがほんのりと伝わってくるみそには好的種といえる。昨年は2100kgであったが、今年は4000kgの予定をしている。刈り取るコンバインは汎用型のコンバインで、なんと袋取り。
なんで袋取りなんかと思ったが、乾燥施設はハウスの中で行うらしい。袋をコンテナを並べたテーブルの上に置いて、風で乾燥させるためらしい。
なんで自然栽培をするのですかとお聞きしたところ、化学物質化敏症で食べるものがなくて、それで有機農家を20歳のときに目指したらしい。現在11年目。今年から社員お一人採用なされて、益々発展されておられる若手のホープのお一人。お若いので将来が楽しみな方であった。
その後帰社した。夜の八時前に到着、走った距離は1200kmほどだった。