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武生食品衛生協会60周年

9時から中央公園で、武生食品衛生協会60周年事業が行われた。私は味噌醤油部会の部会長だったので、参加した。部会長というとカッコよく聞こえるけれども、部会には私含めて四人しかいない。雨が降る中で60周年式典は開催された。
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本部前に出ていた今日のプログラム
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整理とは、必要なものと不必要なものとに分け、不要のものを捨てる。
整頓とは、表示などで取り出しやすくする。おき場所・おき方を決める。使用後は元に戻す。
しつけとは、マニュアルの作成と実行週間の確認記録
清掃とは、まめに掃除する。ゴミ、汚れのない状態、細部まで点検、不具合を改善。
清潔とは、身だしなみや健康の管理。整理・整頓・清掃・しつけの継続。常にきれいな状態を保つ。
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私のミッションは、子供たちをモノレールカーに乗せ、大人からは一人百円を徴収することだった。
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メイン会場からはテント村が並んでいて、模擬店が出ていた。中でも一番興味があったのは、「焼きさば」の屋台だった。
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さばの前には張り紙が大きく出されていた。
その昔、若狭で採れたサバを京都大阪に運ぶさい、「サバの生き腐され」といわれるほど、サバは腐敗が早かった。そこで採れたサバを浜で焼き上げて運んだそうだ。そのときにサバを立てて焼くと油が身からよく落ちるので、常温でも三日は腐らなかったそうだ。
この焼き方が今でも福井県で三人ぐらいしか行っていない焼き方らしい。そういえばほとんどが魚の切り身を横にして焼いている。この焼き方だと油の落ち方が弱く、切り身に残ってしまうそうだ。そのために焼き上げ後も、油でベタベタして味が落ちてしまう。これを縦に串をおいて焼くと綺麗に油抜けして真夏でも三日は常温で保存できおいしくいただける。先人の知恵だな。半夏生(はんげしょう)といって土用にサバを食べる週間が福井にはあった。
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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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