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塩での差別化、注目高まる

業界紙「食料醸界」に食塩の特集記事が載っていた。
20090727 塩の差別化02
日本で消費されている食塩の量は、848万8000トン。その内訳は以下のとおり。
ソーダー工業用 652万トン 
生活用 20.2万トン 小売店を通じて販売される家庭用・飲食店用
業務用 176万2000トン 食品工業用および融雪氷雪用
その業務用のうち食品工業用が91万1000トン。その内訳は以下のとおり
漬物用        9.3万トン
みそ用        4.7万トン
醤油・アミノ酸用 17.4万トン
水産用       20.7万トン
調味料用     13.8万トン
加工食品用    13.4万トン
その他       11.6万トン
97年に専売制度廃止直後から、大手零細を含め1000社が販売登録しており限られたパイの奪い合いを続けてきた。優位性を示すため、自然・天然・原産地・色・形・成分など差別化に取り組んできたが、行き過ぎた表示も行われ、04年には公正取引委員会の警告があった。
このため業界では、自由な競争の確保と消費者の優良誤認を防ぐことを目的に、10年までに自主ガイドラインを作成し表示審査を満たした認定商品には、公正マークを表示することになっている。
意外とみそ業界は食塩の使用量はそんなに多くなかったようだ。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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